​■イクサ世界の住人■

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イクサ魔法学院の世界には、特徴を持った人間が存在します。

それぞれ火・土・水・風の四種族と呼ばれています。

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​これらは遺伝するものではないため、火と水の種族の夫婦から風の種族が生まれることがあります。

家柄や両親の種族、能力などには一切影響されません。

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種族という呼び方をされていますが、どちらかといえば個性に近い概念です。

このため、四種族だとしても『人間』であり、この特徴によってなんらかの差別や特例などは一切存在しません。

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四種族には外見的な特徴が存在します。

これらは生まれつきのものであり、成長過程で消えたり現れたりするようなものではありません。

また事故や手術などで特徴を失ったとしても、その種族でなくなるということはありません。

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近年のファッションに合わせて、種族特徴を魔法やアイテムで隠す人が多く、一見して四種族とわからない人が増えているようです。

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​四種族の外見的特徴は以下の通りです。

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■火の種族

角が生えています。

基本的に頭部からですが、肩など別の部位から生えていることもあります。

角の本数や形状には個人差があります。

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■土の種族

体のどこかに宝石や鉱物が埋まっています。

これらの宝石・鉱物は肉体と癒着しており、組織的にも既存の鉱物とは変容しているため、たとえば埋まっていた宝石を売り払うことなどはできません。

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■水の種族

体のどこかにウロコが生えています。

これらのウロコは、特に湿気がなくとも必要以上に乾燥することはありません。

形状は様々で、脱皮する者もいればしない者もいます。

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■風の種族

耳が長くなり、その形状も様々に変化します。

ただ横方向に伸びることもあれば、形状が変化して動物の耳のようになる者もいるようです。

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■種族特徴なし

種族特徴が存在しない人間です。

​ファッションや建築物は、この種を基準として作られることが多いです。

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​■イクサ魔法学院の服装■

 

制服について

設立当初は『黒のローブ』や『黒のマント』を基準とした制服がありました。

しかし、長年のうちに流行や生徒の好みも多様化し、現在ではほとんど着用されなくなりました。

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全ての教師や生徒が、思い思いの格好を楽しんでいるようです。